
おぎのやの「峠の釜めし」は、信越本線横川駅(群馬県)の駅弁です。明治18年創業、信越本線開通と共に百余年の老舗の釜めしです。残念ながら、現在は廃線となって駅では売られていません。デパートの駅弁大会で定番の駅弁となりました。当地に行かなくても、電車に乗らなくても食べられるようになった駅弁です。ご飯の上にタケノコ、鶏肉、栗、そして椎茸などそれぞれが存在感を主張しながら入っています。
釜めしの容器が思っていたよりもドッシリとした重さがあります。また使えますから、食べた後の楽しみもあります。幕の内弁当の元祖は、まねき食品(株)により明治22年、姫路駅で販売されています。明治22年販売の幕の内弁当は、上折に13種類のおかずを下折には白飯を入れ二重の折詰にして、当時お米1升6銭の時代に12銭で販売されていました。これが日本で始めての幕の内駅弁とされています。
(資源)壺屋弁当部の稲荷寿しは、 明治末、豊橋駅で豊川稲荷にあやかった弁当が元祖とされています。戦時中は米の入手が困難となって、中におからを入れて販売したこともあったといわれています。発売当時から一貫して伝統の味付けを守っているということです。情報化が進んで全国津々浦々に珍しい食べ物があることが広く知られるようになったり、また地域ごとのアイデンティティというものが、一般的に認識される時代になってきています。駅弁でしたら通過点の途中駅で手に入れることもでき、改札を出なくてもその土地の名物を楽しめます。
大阪から福岡に行く人が瀬戸内のアナゴまつわる駅弁を食べられますし、あるいは東京から長野に行く人が群馬の舞茸を食べられるわけです。半日から一日くらいはもつ食べ物ですから、お土産にもなります。出張で九州に行ったお父さんが「かしわめし」を買ってきてくれるのを、大阪で楽しみに待っている家族がいるものです。栃木県の東北本線宇都宮駅では、ほぼ毎日朝7時半頃から14時過ぎ頃まで、東北本線ホームに駅弁立売が出ていまして、「とりめし」など3種類前後の駅弁が売られているようです。
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駅弁とは、主として鉄道駅で販売されている弁当のことを言います。特に、販売される駅や鉄道路線、地域に限・・・・