
駅弁とは、主として鉄道駅で販売されている弁当のことを言います。特に、販売される駅や鉄道路線、地域に限定の弁当を指しています。駅弁という言葉は、「駅弁当」または「駅売り弁当」の略です。駅構内で軽食を販売することは日本に限った現象ではありませんが、折詰などに一食分をまとめた、いわゆる弁当という様式は欧米ではあまり例がないということです。時代によって駅弁の言葉が持つイメージには変遷があります。
長い距離の移動は、すなわち長い時間列車の中に拘束されることですから、乗車時間帯によっては食事を必要とする場合があります。そのため、駅で弁当を販売することが考えられました。駅弁の容器には、竹皮などを編んで籠にしたものがあります。軽量で見栄えに風情があって、小物入れなどでの再利用ができますし、自然素材ですから廃棄されても環境負荷が抑えられといった利点があります。
しかし、やや高価でかさばったり、水や油を通しますし、強度が小さくて破損や汚損に弱いといった短所があります。一般的には、紙やプラスティックのトレーと併用されています。また、葉や皮の容器もあります。笹の葉や竹皮で中身を包んで使用するものでが、とても軽量で安く入手が簡単で、他の容器と比べて廃棄物を減量できる利点があります。構造的に弁当箱には向かず水や油を通し、陳列や販売に向かないという欠点がありますから、通常はビニール袋や紙箱などと併用して使用されています。
日本で鉄道が開通してから、今や136年です。その列車の旅に欠かせない駅弁も、誕生以来123余年の歴史を誇ります。煙を吐いて、汽笛を鳴らして走った時代はもうはるか遠い昔ですが、今も駅弁は旅を演出する重要なアイテムです。線路のガタンゴトン、不規則なリズムを刻んで揺れる座席、そして海に山に季節の植物を目にしながら食べる駅弁は、いかにも旅情感があります。今は懐かしい、土瓶やプラスチックのお茶も駅弁には欠かせませんでしたね。
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日本最古の駅弁がどこの駅で発売されたのかについては、諸説あって確定されていません。1885年7月16・・・・